いずみさんの青!Ⅰ

いずみさんの青

マイミクのいづみさんが、日記にこんな事を書かれました。

『自分が自分にイメージしているものと、現実との間にかなりのギャップがあることも分かりました。これまたショック(涙)』
→hana taroより)

心身ともに美しい乙女をを悲嘆の淵に置くことあたわず!と、フェミニストの ( それは、ちょっと?、nsihioka さん!と、みんな言いますが…笑 ) 僕は押っ取り刀で、こんなことを書いてしまいした。

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いずみさんに、ギャップがあるのは確かです。(笑)

でもそれは、いずみさんの場合、ザンネンながら反対です。
いずみさんが、ご自分を思ってらっしゃる何層倍も、人には美しく感じられます。

深い海を上から見ると、光の届くところは半ば透けて見えますが、その奥に吸い込まれそうな深い青があります。

宇宙の青

半透明なところは日ごろ見知った自分、手相でいうなら右手で、深い青はご自分を支えてくれてるもの、手相でいう左手のようなものです。

その右手の部分が、とても透明な方が人の中にはいるんですね。
すると奥にある深い青が立ち現れてきます。

いずみさんの瞳の色合いは、その深いブルーを映しています。
その種の人は、宿命的に我を離れるので、人を癒すことが出来ます。

いずみさんが、ご自分の道を捜される時、そのことが導き手となるでしょう。

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畢竟!人は、このような二つの世界を、身一つで生きるように思われるのです。

空の青

一つは私のなかの知ってる私…、しかし、これは今より一瞬以前の【過去】に属します。

過去は一瞬前といえども変えられず、変えられないが故の自己同一性によって、私というものをを保ちます。
私がコロコロ変わっていたら、どこにいるのか分らず無くなりますね。大岩がそこにあるような感じです。

ところが、この今の一瞬先 、突発に、大地が揺れて大岩が転がることもありえます。
未来というと遥か遠くに思いますが、今の一秒先も【未来】です。一瞬先にナニが起承転結するか分りません。
私という自己同一性は、このような全ての物語が生まれる大地を指すので、その上の岩が立ちまた転がる有様を指すのではないのでしょう。
私は、一瞬先に豹変することもあり得るのですね。
昔、‘ 男子、三日会わざれば、刮目して見よ ’ とか言いましたね。

哲学者サルトルは 【 実存は,本質に先立つ 】 と言いました。

私の未来は、過去の自己同一性によって縛られないのだ。

時が止むことなく刻々と、何でも書くことの出来る白紙を力強く一枚一枚生み出すように、限られざる可能性を持つのだ。

そして人は、その無限の可能性を孕む処女地の中に、この宇宙の中で唯一絶対的な存在である光までが 【299,792,458m/s】(≒30万 Km/毎秒) というたった一つの値を選び取ったように、自らの意志で、思いを企て、命もろとも身を投げる、PROJET 【 投 企 】するのだ

これは、人のありふれた日々の営みをも、無限の可能性から意志によって一つを選び取った、ある種英雄的な行為として意味づけ、その真価を認めました。
キリスト生誕に匹敵するような神話的高みを持つ領域に救い上げる美しいイデアで、バリケードの荒涼とした中に荒む、若い私を震撼せしめ涙させました。

キリスト生誕の神話は、神が、たった一つの 命に限りある人の肉体に宿るという、受難を意志する 【 受 苦 】 の物語りであり、万物全ての由来を教える高貴なイデアなのだと思ったのです。

そして、人がその命をあずける、一瞬先から開く未来には、この投企を導く、もう一人の私がいました。

…‥‥・つづく・‥‥…

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