18th 4月 2006

「一点の山蛍 寂寥を照す」 山ホタル Ⅲ

亜里沙ちゃん、‘一字の師’ この故事は著名な唐の詩人 鄭 谷 の逸話から来ています。 人の心の中は、日々様々な思いが渦巻き、やがて渦の芯に消え、また生まれ消え していくような様があります。 しかし、渦に浮かぶものは見える...

17th 4月 2006

「エッ、流れ星が落こってきたの?」 山ホタルⅡ

亜里沙ちゃん、山中湖に住んで24年、僕は一度、実にふしぎな体験をしたのです。 夏のある日、おおぜいのお客様といっしょに、‘ペルセウス座の流星群 ’という金色の流れ星がピュンピュン飛ぶ、星祭りの夜を楽しんでいました。 その...

15th 4月 2006

「永遠がこちらを振り返った貌なのか」 山ホタルⅠ

中学生の亜里沙ちゃんと「蛍のお話し」をしました。 亜里沙ちゃんは、ご自身のお体のこともあって、のほほんと日々を暮らす私には思いもかけない、深いまなざしを持って、今日という日を見つめています。 お話ししているうちに、こんな...

14th 4月 2006

無限の響きがこもる‘歌の蕾’

わぁ~、緑のない季節が半年も…! 山中湖に住んで、いちばんショックだったことです。 いくら冬の荘厳な富士や宝石箱のような星の美しさに打たれても、やはり緑に飢えます。 でも、今日見つけたんです。 前の林の枝々が...

12th 4月 2006

星の王子様のバオバブの木

いつの頃からか、魚を飼い始めました。 幼い頃、実家の裏に小川が流れていました。 フナや、メダカや、コイやハヤなどたくさんの魚が泳ぎ、 夕暮れにはアオズジタテハの群れがみなもにワルツを舞い、 夕焼けの空を写したあかね色の川...

11th 4月 2006

二重螺旋の秘密

昔むかし、あるところ… 南イタリアの名も知れない小さな村を訪れた時のことです。とても不思議な事に出会いました。 もう、一日もいれば、その村の家の数さえ数えられそうな小さな村でした。 すみれ色の夕靄に包まれて、...

11th 4月 2006

朝露の一滴が世界を映す

今晩、またメルマガ書きました。 美里ちゃんのおっしゃるとおり、メルマガ書いてる時は僕は元気なんです。 それは、希望を作るために書いてるからです。 人は生きてても希望が心の中に燃えてなければ、生きてる実感が十分持てないです...

10th 4月 2006

宇宙で一番冷たい光り

宇宙で一番冷たい光り ‘ブーメラン星雲’は、その神秘的な美しい光りで、たくさんの方のお心を捉えました。ハッブル望遠鏡の最新の成果です。 この星は、南半球のケンタウルス座にあり、地球から5000光年の彼方に存在します。(5...